サイクリング談義と走行会

今日は下総総合運動公園にて開催された茨城県サイクリング協会主催のイベントに参加しました。UCIコンチネンタルにも登録されているプロロードレーサーチームマトリックスパワータグの安原監督、向川選手、山下選手を迎えての講演会です。

「ロングライドを楽しく走るには」という主題で始まった講演会でしたが、安原監督の愉快なお話と、向川選手、山下選手のためになる話を聞かせていただき大変よかったと思いました。雑誌や本で語っている数々の教えは自分の目的に合致するか否かをよく考えないと逆効果になる危険性もあるということを感じました。

安原監督はご自身の経験やチームの経験から多々のアドバイスをお話されていましたが、「何かひとつだけでも自分で吸収できるものを持ち帰ってほしい」ということを話されていました。

以下を心にとどめようと思いました

  • 「楽に走るためには・・・」
    • ライディングポジション、姿勢を気にしたほうがよい
    • 筋肉の使用を分散するため、今よりも少々前傾になるほうがよいだろう」
    • 「前傾になるためには」・・・腰、腹筋(インナーマッスル)を鍛える必要
  • 「楽に走るためには・・・」
    • 強くなればよい!強い選手は楽に走ることもできる
  • 「辛くなり、千切れそうになったときには・・・」
    • 回復をまず第一に考える。
  • 練習時にはメリハリをつけた練習
    • 一定速度、一定強度走練習も大事だが、強度に変化のある練習は効果的
    • ロードレースそのものに常時緩急がある

走行会

午後から下総運動公園の自転車コースを利用し走行会がありました。1,2時間ほど走行するものでしたが、向川選手、山下選手、安原監督らが率先して先頭を引きながら走りました。ウォーミングアップの最初の一周、二週が終了し、三週目、四週目くらいからスピードが上がり始め、五週目で既にアウト・・・残念。そこからは前を引く人もなくただひたすらキープできるスピードで回復に努めました。その後先頭集団には一周差をつけられさすがだなと感心しました。安原監督も選手についで高速域をキープしているもんだからさすがにただのおっさんではなかったわけです。

その後一度休憩を挟み向川選手、山下選手を中心に速く走りたい集団と、安原監督と一緒にゆっくりペースを上げる集団になんとなく別れました。向川選手や、山下選手と行ってみたい気もありましたが、一周つけるかわからなかったので、安原監督につきました。
安原監督について走る人も結構いたけど、周回を重ねるとスピードが若干ずつ上がり、最終周回では僕も含め3、4人となりました。その中で安原監督の後ろにぴったりつけたので、いろいろ参考になりました。ポジションやペダリング、前傾やダンシングのタイミングなど・・・ぴったり後ろについて、同じタイミングで同じことをやってみました。これが楽しかった。

最後に向川選手、山下選手、安原監督の挨拶でしめられ、講演会&走行会は終わりました。

マトリクスパワータグの皆さん、ICAの皆さん、参加された皆さん、どうもお疲れ様でした。