ここ最近のマイ自転車ブーム・・・自転車始めたいきさつ

自転車に乗れるようになろうと決めた日


自転車を始める前から、健康に気を遣うわけでもなく、痩せたいと思っていたわけではなく、体力作りや、肉体改造などもってのほか、

 数年前にマウンテンバイクを1年くらい乗っていたけど、それは通学のためだったし、スポーツバイクに乗るなんてあまり考えたことなかったけど、

 会社の喫煙室で休日にツーリングに行った話しや、サイクリング大会の話を聞いているとなんとなく楽しそうだなぁと思った。

 喫煙室の仲間が一人、二人とサイクリストになる中、「みんながやるなら、じゃぁおれも」って感じて購入したのがGEOF(GIOS PURE FLAT)で、大義名分は「自転車通勤をしよう」だった。

 去年のゴールデンウィークに、皆で筑波りんりんロードを走りに行くっていうイベントに参加するためにその前々日に購入したもので、今考えればもうちょっと考えて購入したほうが・・・って思うけど、そのときはとにかくりんりんロードを走るための自転車が欲しいという気持ちが強く、極端に言えば自転車は何でもよかった。強いて言えば、「通勤」を大義名分にしているから、なんとなくロードバイクを避けていたかも。

筑波りんりんロードでのデビュー走行

 筑波りんりんロード+αで総走行距離8,90Km程度。初めてのロングライドは散々なもの。往路の序盤ではしゃいで力尽き、目的地手前で左足脹脛が攣った。帰りは20km/hで走る仲間の後ろについて走るのがやっと。さらにお尻がズキズキ痛くてなかなか腰をサドルに落ち着けることができなかった。

他の仲間は帰りもスイスイで、途中、途中で遅いメンバを待機しながら走っている。

やっとのことで到着した時にはほっとしたし、たまっていた緊張が抜け、どっと疲れた。
次の日は午前中いっぱい寝ていたし、お尻はその後2日は痛かった。

しばらく自転車に乗れないと思っていたし、通勤以外はしばらく乗りたくなかったし、通勤も実はしたくないと思い返したくらいだったが、りんりんロードの走りが、なんとなく悔しかった。

痛い思い出

 せめてお尻が痛くなくなれば、楽しく乗れるし、どうせ乗るなら、速く走りたいと思い、「ロードバイク初・中級テクニック」を購入し、本から何とかヒントを得た。

 それでもしばらくお尻が痛い状態は続いたが、次に霞ヶ浦を走ったときには、80Kmのコースで皆に遅れることなくついていくことができるようになってきたし、お尻も痛くなくなってきて、自転車に乗るのが楽しくなってきた。
この頃からクロスバイクではなく、ロードバイクが欲しいと思うようになってきて、それとともに500mの直線坂を利用したトレーニングを始めたり、朝練習や、夜練習を行うようになっていった。

ロードバイク購入

 ロードバイク購入を決めたのは笠間で開催されたイベントに参加の折。

 初めてのサイクリング大会で、GEOFで出場。ハーフ(80Km)のコースは当時の僕にはまだ軽いコースではなかったけれど、上り下りのあるコースで自分なりに完走できて嬉しかった。この大会でたくさんのロードバイクを見て、購入を決意。1日1箱吸っていたタバコをとりあえず3ヶ月我慢して止められたら購入してもよいという奥さんとの約束を3ヶ月前借りして、笠間の大会次の日に会社を休み、牛久のバイクショップロードバイクを購入。

 ロードバイクを買うなら、あまりつまらないものは買いたくないという気持ちで、はじめはFELT F5、カーボンバイクを探していたが、最終的にSCOTT CR-1を購入。なんにも知らないのに、購入したSCOTT CR-1は購入時点ですでにカスタマイズ済みであり、予算を大幅にオーバーした。初めてロードバイクに乗った感覚・・・あまりにクロスバイクと違いすぎて何が違うかわからないくらい、まったく違った。

結局・・・

 それ以来面白いくらい自転車にはまり、3ヶ月の前借り禁煙を過ぎても喫煙はしなくなり、午前2時前には寝たことがないくらい夜型だった生活も、朝練のため大きく変わった。体系もずいぶん変わり、曖昧な体脂肪計でも、かつては17%だった体脂肪率も、今は12%程度まで下がってきた。
 結局、知らず知らずのうちに、以前よりは健康になりつつあるが、当時と同様、特に健康を求めて自転車に乗っているわけではないし、それでは、今なんで自転車に乗っているのか?と問われると、その理由は「楽しいから」しかないのかもしれない。