見積もり走行とペース配分 for ロングライド

もてぎ8耐でも感じたけど、やはり独走力の強さを高めたい!

自分をコントロールして所定の時間を走りきるというのは、構想するアプリケーションの設計を行い、スケジュールどおりアプリケーションを完成させるソフトウェアプロジェクトのプロセスと似ている。このプロセスで重要な要素は、さまざまで多岐にわたるが、自転車に合わせこむと、それは作業見積もりの正確さ、リスクマネジメント、モチベーションのキープなどではないかと考える。

見積もりの正確さとペース管理

 たとえば160kmの距離を完走しようとする場合、1000mダッシュするようなスピードで走ることはできない。どのように走るか?ペースを考えた場合、1000mの場合、ロングスプリントのようなイメージとなるし、完走できない距離ではない。しかし160kmとなると、ペースによっては、完走できないことも考えられる。
 ペース(作業に対してかかる時間)をどのように設定し、どのように走行(実装作業)し、正しく行程管理(ペース管理)を行っていき、最大限の利益(パフォーマンス)を達成することが独走を基本とするロングライドやブルベの醍醐味ではないかと思う。

見積もり精度を上げる

 見積もり精度を上げるってことは、今の自分がどれだけ走れるか?という点について細かく把握しておくことがだと思う。定期的な見積もり測定走行を行うことでロングライドにおけるペースを設定できるようになる。

鹿行大橋独走計測

ペース配分ということを考えながらってことではないが、一定の強度で走れるかというテーマで、新鹿行大橋経由コースを走ってみることにした。今回の一定強度は、HR90%!つまり今の自分の限界点を把握するイメージ。

RESULT

DIST 51.40 km
TIME 1:42:38
AVE.HR 159 bpm(86%)
AVE.SPD(km/h) 30.3 km/h
AVE.CAD 87rpm

ここから公道50Km TTでのベースペースをまずは30km/hとして見積もりし、近々に参加するツール・ド・桜川の設計をしてみよう