トレーニングレンジ

GW強化トレーニン

「ツール・ド・さくらがわ」に向けたトレーニング3日目。昨日は久々にみんなで走って楽しいライドだったが、今日の参加者は自分を含めて友人一人。GWでいろいろと都合があるし、それぞれ自分の好き勝手なことはできないから、なかなか皆が集まるのは難しいね。

ここでなんとなくいつものメンバ紹介って言ってはなんだけど、とりあえず、登場人物を紹介すると・・・言わなくても何もなければとりあえず参加するのは、僕とあと二人。二人のうちこの人はどちらかといえば、「キャプテン」的で、いろいろ細かなところに目が利く。もう一人は、僕を自転車に乗せるきっかけになった人で、歳は下だけど、なんとなくみんな「塾長」と呼んでいる。その他にもメンバはいるけれど、登場時に・・・。

ということで今日はキャプテンとのマンツーマン練習ってことで、いつものテーマとは異なるテーマを掲げてみた:

  • 「コースを一定負荷でローテーション」

ここで言う一定負荷ってのも複数のメンバでやるときにはあまり意味がないのかもしれないが、このキャプテンとはある程度心拍がシンクロするところもあり、一定スピードのペースもなんとなく同じにしやすい。

旧神宮橋-北浦大橋

北浦サイクリングロードが崩れているため、北浦大橋までは県道を使うが、時間帯が早いとほとんど車が走っていないため、非常に走りやすい。この区間はキャプテンが引く。県道だからあまりドラフティングはできないが、今日の風の方向では、追い風とはならないため、後ろを走ると非常に楽だ。

北浦大橋-天掛(第二クランク)

北浦大橋ふもとからサイクリングロードに入る。この区間で僕が前にでてしばらく引いてみるが、結構きつい!南から風が吹いている感じがするので、基本的には追い風基調なのかなと思っていたが、南西から北東に風が吹いているため、北西方面にコースが曲がると風の影響を結構受けていることがわかった。それでもスピードとケイデンスを落したくないから、最大心拍の87%くらいで断続的に引き、風を強く感じるところでは95%まで上げた。

天掛-鹿行大橋

天掛からはキャプテンが引く。さすがに最大心拍95%以上まで上がると苦しさが顕著になるため、ここを引いてもらって回復につとめる。後ろを走ると楽にケイデンスと心拍を安定域に落ち着けることができ、鹿行大橋までで呼吸も整った。
ちなみに落ちてしまった鹿行大橋は復旧途中で、サイクリングロードの入り口も、橋の入り口も封鎖されている。

鹿行大橋-北浦大橋

往路はほとんどキャプテンに引いてもらったので、復路は僕が引くことにした・・・と行っても復路、北浦大橋までは県道で、あまりドラフティングは期待できないというのはあるけれど。この区間は2本くらい4、500mくらいの坂がある。キャプテンは坂が苦手なのでスピードを下げすぎず、負荷を上げすぎないペースを考えていく。結果ペースを変えずに上ることはできたが、「ツールドさくらがわ」ではこの斜度の坂が少なくとも2Km継続することを考えると、エントリスピードはもう少し落し、余裕のあるスピードで上るほうが結果的に早いのかもしれない。

北浦大橋-旧神宮橋

時間がたつにつれ、風が強くなり、復路の北浦サイクリングロードに立ったころには、北浦の波しぶきが風に乗るくらいになっていた。ここではあまりペースを上げられず、25Km/hを下回ってしまった。
向かい風の中でゼーハー苦しんでいるところに、散歩をしている犬の首輪がはずれ、突然のスプリント勝負。苦し〜・・・が状況を的確に判断し、必要以上に出力しないように心がけた。風は完全に向かい風で、突然のスピードアップには対応できない。しかし犬も100m程度前からスプリントしているため、こちらのスピードアップがあればついてこれないだろう。
「アタックで振り切るか、このまま犬がたれるのを待つか・・・」

「持久戦だ〜!」
左斜め後方でワンワン吼えまくるワンちゃんとの距離を保ちつつ、ペダルを回し、急なアクセラレートにも対応できるようにインナー基調とし、ワンちゃんのアタックはすべて潰した。そうしているうちに、ワンちゃんの声が遠くなっていくのを感じた。
小さく右腕がガッツポーズしていたことは言うまでもない・・・。

RESULT

種類 カテゴリ TIME DST AVE.SPD MAX.SPD AVE.HR MAX.HR AVE.CAD MAX.CAD
サイクリング レーニン 01:56:22 52.74 km 27.2 km/h 67.5 km/h 151 bpm 184 bpm 93 rpm 193 rpm